育毛剤を有効成分で選ぶ

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育毛剤を有効成分で選ぶ

 

育毛剤の効果には有効成分が大きく関わっています。

 

 

生え際が後退しはじめたかな?と思ったとき、最初に手を出すのが育毛剤です。

 

たくさんの種類が出ている育毛剤ですが、どれも同じだと思ったら大間違い!

 

実は各社で使用している有効成分が異なり、それによって生み出される効果も全て違うのです!

 

場合によっては、塗っても意味の無いものを購入してしまうなんてこともあります。

 

そこで、育毛剤を買う前にこの記事を読んで有効成分の勉強をしておきましょう!

 

育毛剤はどうして効かないと感じる人がいるのか?

 

そもそも育毛剤は医薬部外品なので、薬ではないので劇的な効果は必ずしも見込めません。

 

厚生労働省が認める医薬部外品の定義は『人体に対する作用が緩やかなもので機械器具でないもの』とあります。

 

薄毛の進行が激しい場合は緩やかな作用では対抗しきれず、薄毛が進行してしまうこともしばしばです。

 

もしかしたら今まで効かない効かないと言っていた育毛剤も、ただただ生え際の後退スピードに追いついていないだけで効果は出ていたのかもしれません。

 

逆に育毛剤を使っていなかったらもっとヤバイスピードで薄毛が進行していた可能性も十分にあるのです。

 

また先述した通り、有効成分によって効果が異なるため価格やデザインだけで選ぶとまったく効果がないものだったりもします。

 

特に効果についてパッケージで謳っている文章は、専門家じゃなくてもわかるように抽象的な表現ばかりになりがちです。

 

「有効成分○○が毛穴の奥まで浸透して毛根に直接効く!」似たような表現聞いたことありますよね?

 

重要なのは何に効くのか、どうして効くのか、そして何に効かないかです。この3つを押さえれば、育毛剤選びに間違いはないでしょう!

 

それでは早速、よく使われている有効成分を見ていきましょう!

 

育毛剤の代表的な有効成分

 

育毛剤の代表的な有効成分を紹介します。

 

t−フラバノン【サクセス・バイタルチャージ薬用育毛剤】

花王サクセスシリーズはTVCMで一時期話題になったジェット噴射式育毛トニックやです。

 

 

スーッとする使用感が魅力ですが、重要なのはそこではなく有効成分。

 

サクセスに含まれる有効成分はt-フラバノンです。

 

何に効くのか

t-フラバノンを必要とする症状は、髪の成長期が中断されてしまった場合です。

 

生えたばかりの髪の毛が抜けてしまった時や、髪の毛が細くなってきた時は成長期が中断されてしまった可能性が大きいです。

 

サクセスの使用を検討しましょう。

 

どうしてに効くのか

t-フラバノンが効果を発揮するのはTGF−βといわれるタンパク質に対してです。

 

TGF−βは毛母細胞に作用することで、その分裂を抑制しヘアサイクルを成長期から退行期、休眠期へと強制的に移行させてしまう恐怖のタンパク質なのです。

 

成長期が中断されると髪の毛は栄養を受け取らなくなるため、結果的に痩せ細り抜けてしまいます。

 

そこでt-フラバノンの出番です。

 

t-フラバノンが作用することでTGF−βは活動を抑制されます。

 

ヘアサイクルを乱す因子がなくなることで髪は健康的な成長を繰り返す、というわけなのです。

 

何に効かないか

t-フラバノンはTGF−βに作用する成分です。

 

そのためAGAの様な脱毛因子による症状には効果がありますが、脂漏性脱毛症などの頭皮環境悪化による脱毛にはあまり効果は見られないでしょう。

 

フケや痒みによる脱毛が気になる方は、別の育毛剤を購入しましょう!

 

 

アデノシン【資生堂・アゲノゲン】

資生堂が製造販売するアゲノゲンはアデノシンを頭皮から吸収させる育毛剤です。

 

 

生体内のエネルギーとして活用されるATPの主成分アデノシンは、人間が元来持っている成長因子でもあります。

 

それを頭皮から直接摂取するというのが、アデノゲンの狙いなのです。

 

何に効くのか

髪を抜けにくく成長させるのがアデノシンの役割です。

 

医薬部外品の定義には発毛が含まれていませんが、実はアデノシンは発毛効果も期待することができます。

 

髪が少なくなってきたと感じたときは、アデノシンのチカラを借りるようにしましょう!

 

どうして効くのか

ミノキシジルの発毛効果は血行促進によるものではないと言うことをご存知ですか?

 

実はアデノシンこそミノキシジルの発毛効果の理由なのです。

 

ミノキシジルが毛乳頭に働きかけると、アデノシンの分泌が促されます。

 

成長因子アデノシンが頭皮で分泌されると、細胞分裂が促進され発毛につながるのです。

 

そんなアデノシンをミノキシジルを服用することなく頭皮から直接摂取してしまうのがアデノゲン。

 

効果が緩やかな分、ミノキシジルと違い副作用の心配がないのが魅力ですね!

 

何に効かないのか

細胞分裂を促進するのがアデノシンですが、細胞の材料である栄養素が無ければ分裂は起こりません。

 

栄養不足が原因で髪が痩せてきた方は、残念ですが別の育毛剤を利用しましょう!

 

サイトプリン・ペンタデカン【ライオン・薬用毛髪力】

ライオンの製造販売する薬用毛髪力の独自の有効成分はサイトプリン・ペンタデカンです。

 

 

サイトプリンとペンタデカンの効果はそれぞれ異なるため、毛髪力の効果は広範囲にわたります。

 

それでは、さっそくその効果を見ていきましょう!

 

何に効くのか

アデノシンと同じく、抜けにくい健康な髪へと成長させるのがサイトプリンとペンタデカンの効果です。

 

アデノシンと同じく発毛効果も期待できる上、栄養成分も含まれているため栄養不足で髪が痩せてしまった方には有効かもしれません。

 

どうして効くのか

サイトプリンは、毛乳頭内に入るとBMPとエフリンというタンパク質の合成を誘導します。

 

この二つのタンパク質は体内で発毛促進シグナルとして機能し、発毛の体内での優先順位を高める働きがあるのです。

 

そして一方のペンタデカンは髪の毛の成分であるケラチンを生成するエネルギー供給成分となります。

 

サイトプリンで発毛の優先順位を高めたところで栄養が無ければ育毛や発毛までは完遂しません。

 

しかし、ペンタデカンがあることにより、髪の毛の成長をより確実なものへと近づける効果を期待することができるのです。

 

何に効かないのか

発毛促進シグナルと発毛のエネルギー補給を同時に行う薬用毛髪力ですが、弱点はあります。

 

それは、脱毛因子の存在です。

 

TGF−βの様な脱毛因子によりヘアサイクルが乱されてしまえば、せっかく生えてきた髪は成長途中ですぐに抜けてしまいます。

 

すぐに抜けてしまうようなら別の育毛剤に切り替えていきましょう。

 

ビタミンD誘導体(酢酸トコフェロール)

さまざまな育毛剤に含まれる血行促進要素ですが、もっともメジャーなのはビタミンD誘導体です。

 

 

血行促進は髪にいいとよく言われていますが、ビタミンDがメジャーなのはどうしでなのでしょうか?

 

一体どんな効果をもたらしてくれるのでしょうか?

 

何に効くのか

ビタミンDの効果は、実は血行促進だけにとどまりません。

 

活動をやめてしまった細胞を再び活動させる効果がビタミンDにはあるのです!

 

もちろん髪の毛にも効果はあります。

 

細胞増殖を終えてしまった髪の細胞に作用すると、細胞増殖活動が再開される可能性が生まれるのです。

 

生え際の後退がある程度進んでしまった方は、ビタミンD誘導体のお世話になるといいかもしれませんね!

 

どうして効くのか

ビタミンDは経口摂取が一般的ですが、摂取したビタミンDが髪で使用されるかどうかはわかりません。

 

そこで頭皮から直接摂取して、患部で作用してもらおうという考え方がこのビタミンD誘導体という有効成分を生みました。

 

ビタミンDは皮膚からの吸収がとても難しい成分ですが、酢酸トコフェロールという皮膚吸収が容易な形で摂取すると、体内でビタミンDに変化できるのです。

 

まとめ

 

国内で生産される育毛剤の4つの成分について解説をしました。

 

抜け毛が多くなってきた方はt−フラバノンかビタミンD誘導体。

 

生え際の後退が気になるのならアデノシンかサイトプリン・ペンタデカンが含まれている育毛剤をしようするのがよいようです。

 

しかし、あくまで効果は緩やかなので、あまり実感できないなと思った方は医薬品の処方をしてもらいましょう!

 

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